RAIDコントローラボードの交換でHDDからコンフィグインポート - Dell PERC 5i

Panhead

2015年06月21日 19:38

中古市場で PowerEdge を入手して、お客様のところへ復旧へ行って来ました!

まずは、掃除から。

チョットでもホコリが残っていると、ショートする可能性があるので、掃除機と、エアダスタを使って、吸い取りながら吹き飛ばします。

エアダスターも、長時間使うとさわっていられないほどの温度まで低下して威力が下がっちゃうので、2つの缶を交互に使います。

電源ユニット、RAID コントローラカード PREC 5i 自体を交換しているので、HDD 3 本に格納されている RAID 情報から RAID コントローラ側へインポートする形になります。

ただ、ここの確認調査に結構時間がかかりました。

PREC 5i のマニュアルを探して。
ブランクディスクを使って、これから行う作業のシミュレーションです。
RAID5 構成作って、ディスク外して RAID コントローラ側初期化。
さらに再度 差し込み口を変更して接続して RAID5 ディスクとして認識されるか。

何度も何度も起動と電源ON・OFFを繰り返して確認していきます。

  1. HDD が繋がれていない状態で起動
  2. RAID controller 側で Reset Config で初期化
  3. 電源OFF
  4. OS&データの含まれる RAID5 構成の HDD 3 本すべて接続して起動
  5. 無事に Logical Volume が自動認識
  6. OS が起動しました

ここで RAID 5 が崩壊したら、バックアップ HDD から復旧するという更に大掛かりな作業になるので、時間を掛けて慎重に確認することが大事ですね。

無事復旧!


関連記事