今年のデジタルサイネージ ジャパン DSJ 2012

Panhead

2012年06月14日 22:15

INTEROP な日、デジタルサイネージジャパン 2012 も見てきました。というかほとんどの時間を、デジタルサイネージ側で費やしました。

昨年は、華やかだったデジタルサイネージ各社のブースも、今年はデジタルサイネージが分かってきた為か大企業の展示は無くなり、本来のデジタルサイネージ分野のみに絞られた感じですね。去年は大型ディスプレイを使った大企業の展示が多かったので派手な感じを受けたのだと思います。

今年は Kinect 使ったデジタルサイネージを幾つか見かけました。この Kinect のシステムやカメラに写った映像に反応して映像が動くシステムも SCALA で動いているそうです。やはりデジタルサイネージのエンジンとしては SCALA をベースとしているところが多かったです。スタンダード的な存在ですね。

複数の画面が連結して大画面となったマルチタッチシステムは、20本以上の指を認識して画面の切れ目を感じることなくスムーズにズリズリとスライドさせたりズームさせたりできます。別画面にまたがっているのに、マルチタッチが出来るとは凄いですね。これ一つ欲しい。

ハードウェア周りでは、透明なディスプレイが数社展示していました。

ショーケースなどのガラスにデジタルサイネージをくっつけることが出来るそうです。タッチパネルもできるので、ガラスだけでシステムが組めそうです。
将来はこんなテレビになって行くのでしょうね。

変わったところではこちら。反射するガラスとディスプレイを旨く組み合わせて立体的な表示が楽しめます。

反射を考慮したりなど、コンテンツを作るのがかなり難しそうですが、ショーケースなどには、こういった見せ方もいいですね。

昨年までは、いろいろなものがありましたが、今年はデジタルサイネージ業界もかなり絞られてきた感じがします。


関連記事