Wi-Fi Aware で隣接情報通信

Panhead

2015年07月16日 02:15

Bluetooth LE も NFS もイマイチ。。じゃ Wi-Fi で。って発想。

 

そもそも Wi-Fi 専用 iPad などで、なんで位置情報が正確に出るか、ご存知ですか?

もちろん Wi-Fi だけでは位置情報は確定できませんよ!

それには GPS 搭載 iPhone や Android (3G,4G,LTE) 携帯が、各所で協力しているのです。

  1. 近隣の Wi-Fi 親機から発信される SSID、MACアドレス、電波強度、東西南北の位置情報、をGPS搭載端末が調査。
  2. Wi-Fi 親機の位置特定できたので、これをビッグデータとして Google 等へ登録。
    • 以前 Google View カーが収集していて怒られてましたね ww <罰金支払ったんだっけ。
  3. Wi-Fi 専用 iPad が付近を Wi-Fi 電波を四方八方からキャッチすると、ビッグデータと照らしあわせて位置関係特定。

Wi-Fi だけで位置情報特定できると思っている方、Wi-Fi だけじゃ位置情報は特定できないんですよ!

周りにいる GPS 搭載機が集めたデータのおかげなんです。

 

GPSと書かれていたので、Wi-Fi で GPS が実現できる仕組みが Wi-Fi Aware かと思ったら違うっぽい。

今度は、Wi-Fi だけで隣接接続してメッシュネットワークを作れる。

認証や承認はアプリ側実装らしい。

 

GPS不要。Wi-Fiで近隣情報を伝える「Wi-Fi Aware」 - PC Watch

Wi-Fi AwareはWi-Fiと同様の通信範囲(最大100~200m程度)で使用可能となっており、デバイスを直接接続してクラスタを形成し、混雑した環境や屋内でも、複数デバイス間で近接情報やセンサー測定値といった小さなデータを双方向で共有できる。

フェルナー氏は類似する技術との差異として、Bluetooth LEを利用したビーコンなどと異なり、Wi-Fi Awareでは双方向通信が可能であることをアピール。またウェイク/スリープ状態といったデバイスの状態に関わらず、常時稼働することで即時認識を実現し、迅速に情報を発見できるとした。消費電力についても、非常に小さなデータをやりとりすることで高電力効率を実現

Bluetooth LE を使ったビーコンよりも普及は一気に進みそうですね。
おそらくスマホも対応してくる。

Wi-Fi Aware で、いろいろできそう。
すでに今のハードが要件なので、ドライバー書き換へやファーム書き換えでだけで対応できそうなところが、良いですね。

Wi-Fi Alliance


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