静岡ITPro勉強会の第7回勉強会へ参加してきました。
テーマは「ヤマハルータはどのような存在なのだろう?」、講師はヤマハ株式会社の平野さんです。
テーマ:「ヤマハルータはどのような存在なのだろう?」
講 師:ヤマハ株式会社 平野さん
日 付:2011年7月16日(土)
時 間:13時00分~17時30分
場 所:静岡産業技術専門学校 ホール
定 員:40名程度
費 用:一般 500円,学生・U-20:無料
公式タグ:#shizuoka_itpro7
YAMAHA ルータとしては ISDN や専用線で RT100i、80i、50i などなど昔から、今では更にプロジェクトフォンも加わって、仕事もプライベートでもお世話になってるので絶対に行きたかった勉強会です。
会場としては、静岡産業技術専門学校で開催され、生徒さんや先生も参加されてました。学校で開催されたイベントへ参加したのは初めてでしたが、設備も整っているのでいいかもしれないですね。
まずは、なぜ音楽のヤマハがネットワークのルータを作ったのか。twitter でも盛り上がっていますが、私自身も昔から不思議に思っていました。
こちらの記事にわかりやすく説明されていますが。
ヤマハと言えば楽器。楽器もアナログからデジタルになり、電子キーボード DX7 を作るに当たって DSP(デジタルサウンドプロセッサ) が開発された訳ですが、その技術を応用したのが FAX モデムや FDD を転送する装置のようです。さらに、ISDNのLSIや、当時は未だTAと別々だったものを内蔵したTA内蔵ルーターへと、いろいろな応用製品が副産物生まれたようです。
確かに音声カプラとかがあるように音声をデジタルに相互変換していますね。なんだか会場もすっきりした雰囲気でした。
それと印象的なのが「ミュージックサイレン」です。うちの会社も同じ浜松ですので、何度か伺ったことがありますがこんな装置であの音楽が流れていたのですね。知らなかったです。さすがヤマハです。また行った際は聞にして見たいと思います。
ルータについては、特にユーザとのコミュニケーションや声を大切にしているところが伝わってきました。平野さんも会場の声を常にメモしている姿も印象的です。こうやっておもしろ機能が生まれるのですね。また、結構推してましたが「かんたん設定」機能にも非常に力をいれているみたいです。確かに私たちは途中からコマンドオンリーになりますが、だれでも触ったばっかりの方はWeb UIを使って出来上がったコンフィグを参考にしたりもしますしね。常に新入り担当者からベテランまで想定されて、マニュアルからウェブサイトで技術情報が充実していて、コピペで簡単に誰でも触れるといったこと。重要ですよね。さらに無償ファーム提供、ファンが増える訳です。
大型なキャリアグレードでも無し、家庭用でもない。間のSOHOセグメントをターゲットとした製品なわけですが、この難しいターゲットでトップシェア、満足度もトップ。ほんと、すばらしいですね。
今回は、ルータや楽器以外のヤマハのこともいろいろと聞けたので良かったです。会場に居た方は既にファンだと思いますが、さらにヤマハファンになったり、その場でオンラインでルータ買っちゃったりした方もいるんじゃ無いでしょうか?勉強会へ参加して良かったです。