2011年12月16日 23:59
左折でのみ入れる入り口。伊那食品工業様では、写真手前から右折で会社に進入はしないとのこと。
もちろん、右折だと後ろの車を待たせてしまうため。後ろで待っている方にとっては、確かに迷惑かもしれません。山道っぽいので、回り道するとなると結構遠回りしてこなければならないっぽいのですけどね。とにかく「迷惑をかけないこと」と教えているとおっしゃっていましたし、社員教育よりも人間教育に力をいれてるし、人間として自然とそうなるのかもしれません。
会社の経営面でもこの迷惑をかけないということから、急成長には簡単にのっからないようです。急な成長の結果、社員や仕入先、地域に迷惑がかかったり、環境問題なども引き起こしてしまう可能性があるため、急成長が逆に迷惑をかけてしまう。売れるのであれば一気に仕掛けたいところですが、我慢して年を重ねるごとに地道な成長をしていく形、年輪経営といった形をとっているようです。
でも、行くときは行かなくちゃ。適性な成長を見極めて、そんなのは気にせず一気に。勉強になりました。
食事してから寄った”かんてんぱぱ”のお土産の売店には、こんな大きな釜が置いてあって、中には沢山の天草が入っていました。こんな大きなかまどで作ってたんですね。
寒天は Wikipedia によると、テングサの粘液を乾かしたもののようです。
寒天(かんてん)は、テングサ(天草)、オゴノリなどの紅藻類の粘液質を凍結・乾燥したものである。日本国内の流通量では2000年(平成12年)以降、工業的に製造された輸入品の数量が従来製法を含む国産品を上回っている。食用のゲル(ゼリー)の材料という点では、牛や豚から作られるゼラチンに似ているが、化学的には異なる物質である。- Wikipedia
でも今では、こんな感じの工場で作ってるみたいです。
今回来て食べた寒天は、ランチのスープとお菓子、それとババロア。いろんな食品に寒天は加工されているのですね。家で聞いてみると会社名は知らなかったみたいですが、「かんてんぱぱ」でつうじました。